1対1 海外子女オンライン日本語教室 鈴木塾

2023/06/11 17:37:22
タイプ
語学・会話
名前
Takuya Suzuki
電話番号
suzukijuku@gmail.com
メールアドレス

1対1個別授業へのこだわり

私が海外の子ども達へ向けたオンライン日本語塾を開いたのは2010年でした。

この塾は、日本語を真剣に継承していきたい、補習校や他の学習方法で挫折してしまったけど、日本語学習を諦めていない、勉強する場所が近くになく、日本語の勉強をする機会がほぼなかったけど、途中からでも基礎から学んで日本語検定のN2ぐらいまでの力をつけたい、という子ども達のために作った塾です。

今では、アメリカ、ヨーロッパ、アジア、オセアニアと主要な地域からの生徒が増えている状態です。

1対1での授業形態を崩していない理由は、オンラインで行う上で、子ども達の日本語の上達を第一に考えた場合、複数での授業では十分な指導が行えないことがあります。

たとえば、4人くらいのクラスを持った時、活発な子はよく発言をします。でも、恥ずかしがり屋な子などは、ほとんど何も話さず授業が終わってしまうこともありました。

そこで、その恥ずかしがり屋の子のご家庭にお話をして、1対1で受けてもらったところ、その子の話をいっぱい聞けることができ、日本語もメキメキ上達していきました。

子ども達一人一人はユニークで、埋もれさせてはいけないとの想いから1対1の授業を行なっております。

日本語の教師をしてきて思ったことは、しっかりした日本語を身につけることが、いかに難しいかということでした。

確かに、幼稚園や低学年ではリトミックダンスやあいさつ、行事などを通して、楽しく日本語を勉強することができます。

しかし、チャレンジはその次の段階です。

日本語には、ひらがな・カタカナ・漢字という3種類の文字が混在して表現されていることは、皆さんもご存知の通りです。

言語学的にも、日本語は習得するのに最も難しいとも言われています。

小さい時に、楽しく日本語を学んできた子ども達が、小学生でこの言語の中でも難しいと言われている『日本語の文字学習』の中に、いきなり入っていくわけです。

しかし、ひらがなまではなんとかできても、その次のカタカナで、モチベーションが怪しくなります。

漢字学習に入っては、一つの文字に二つも三つも読み方があることに、とまどう子も出てきます。

そこで、私もクイズやパズルなどで、なんとか興味を持たせようとして、1年生の漢字を2年ぐらいかけて、教えたりしたこともありました。

しかし、年齢が小学4年生ぐらいになると、日本語への興味も次第に薄くなります。

「ああ、幼稚園の頃の日本語学習は楽しかったなぁ…」

というように、ノスタルジックに浸っていってしまう子もいます。

そこで、私は考えました。いろいろな本も読みました。そのなかで、確信したことがあります。

それは、『幼い頃の学習能力は、無限の可能性を秘めている』ということです。

鈴木塾では、そのような子ども達にも十分力をつけていけるオリジナル教材を使って、教えています。

長年、海外子女に日本語を教えてきた私の想いは、日本の良い本がすらすら読めるくらいの力をつけさせたい、ということです。

なぜなら、読んで意味がわかることが、将来大人になっても自分で勉強していく力になるからです。

なので、私の指導方法は、小学1年生から漢字を習いながら、難しい言葉もどんどん取り入れていきます。

最初は難しいと思っても、何度も聞くうちに覚えてしまうのが、子どもの力です。

鈴木塾のオリジナル教材を使って習ってきた子は、2年3年経つうちに、しっかりと基礎ができていることに、気がついていきます。

なので、一年一年の積み重ねが、いかに大事かということを、声を大にして訴えていきたいと思います。

初級レベルの日本語を覚えるのは、比較的楽しくできると思います。

でも、何かもっと上の技術を身につける時には、ある程度の厳しさも大切であると思います。

しかし、厳しさだけでは子どもは嫌になってしまいます。

そこで、子どもとコミュニケーションをとりながら、厳しさの中にも楽しさを織り込むような場所が必要であり、技術が必要です。

それを身につけたら、一生使える技術になります。

厳しくとも、地道に言葉を習ってきた子ども達は、中学生・高校生ぐらいになった時、自分に身につけた、言葉の力に気がつくことになります。

自分の思いを表現したり、本を読めることで世界が広がることが、いかに素晴らしいか。

本人が『日本語を話せる、読める』ということに自信をもち、モチベーションがあがります。

そして、ほとんどの子ども達は日本語を教えてくれた先生、またその機会を与えてくれ陰で地道に支えてくれた親、特に母親に感謝をしています。

日本語学習に触れることが難しいとされる、海外の子ども達、またいろいろな理由で学校に行けない子ども達は、学習することができる今のうちに、レベルの高い語彙力を身につけていくことが大事です。

時間はあっという間に進んでいってしまいます。

特に小さい時の1年は、しっかりと身につけた1年にすることで、次の1年もそれを元に成長することができます。

まずは、自分に力をつけることです。身につけた力は、一生の財産になり、しかも、誰にも取られることはありません。

身についた宝は、そのまま心の宝を育む力になります。

紹介

日本語ゼロの生徒をN2合格までレベルを引き上げるプロの日本語教師。

海外で日本語学習をしていると日本の小学校3年生から教科書の内容や漢字が少々難しくなってきて、日本語学習にストレスを感じることがあります。
それを小学校3年生のカベと私は呼んでいます。
そういった学習者のために、普段使わないようなまた聞いたことがないような
日本語の言い回しを、少しでもお伝えして、日本語が上手になって欲しいと思っています。

ハーフの子や日本国外で生まれ育った子ども達は日本の宝だと思っています。
ハーフという言葉も私は違う国籍を持つことでその可能性はハーフではなく’’ダブル’’であると思っています。

日本で小学校、海外で小中高校生、受験生、Non native Japaneseの生徒に教えてきた教師が、オリジナルの教材を使って日本語を教えます。
漢字を学びながらボキャブラリーや文法も一緒に学べる方法を使っています。

鈴木琢也 経歴
●成田空港で保安検査員として働く
●進学塾で小中の国語と算数を担当
●児童相談所の夜間指導員
●公立小学校の講師としてトータル4年勤務
●ニュージーランド航空 フライトアテンダント グランドサービス養成コース修了
●オークランド日本語補習校 国際部主任教諭 10年勤務
●2010年から鈴木塾 塾長

教師歴26年(2022現在)

ニュージーランドで3人の男の子を育てる

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記事No. 28934

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